セクレトームエキス®とエクソソームの違いは?

セクレトームエキス®とエクソソームは、しばしば混同されますが、本質的に異なる概念です。

エクソソーム

細胞が分泌する直径30-150nmの細胞外小胞(カプセル状の物質)を指します。内部にmiRNAやタンパク質を含み、細胞間の情報伝達を担う「メッセンジャー」として機能します。あくまで分泌物の一構成要素です。

セクレトームエキス®

有用な分泌因子(セクレトーム)から、不純物を除去し有用因子を濃縮したエキスを指します。エクソソームに加えて、HGFやVEGF等の成長因子、各種サイトカイン、タンパク質、脂質など、細胞が分泌した「すべての有用成分の集合体」が含まれます。

関係性のまとめ

エクソソームは「セクレトームを構成する一要素」であり、セクレトームエキス®はエクソソームを内包する「より広範な分泌因子群の濃縮品」です。化粧品原料・研究用途では、単一成分ではなく多様な分泌因子の相乗作用(パラクライン効果)が重視されるため、セクレトームやセクレトームエキス®としての利用が一般的です。

違いや製品の選び方についてのご相談はこちら。

お問い合わせ・サンプル請求はこちら →

参考文献

  1. Hathout Y. Approaches to the study of the cell secretome. Expert Rev Proteomics. 2007;4(2):239-248.

上部へスクロール