脂肪由来幹細胞(間質細胞)を利用している理由はなんでしょうか?

ヒト脂肪由来幹細胞(ADSC/ASC)を主要な細胞ソースとして採用している理由は、以下の4つの観点から最適なバランスを持つためです。

1. 採取の安全性(低侵襲性)

脂肪組織は局所麻酔下での採取が可能で、ドナーへの負担が骨髄採取等と比較して大幅に低くなります。形成外科領域での吸引脂肪採取技術が確立されており、安全性が高い細胞ソースです。

2. 豊富な分泌能力

脂肪由来幹細胞は、HGFやVEGFをはじめとする多様な成長因子・サイトカインを豊富に分泌することが報告されており、セクレトームの量と多様性において優れた特性を持ちます。

3. 安定的な供給性

ドナーから比較的大量の細胞を採取可能であり、産業応用におけるロット間の品質一貫性を担保しやすい細胞ソースです。

4. 学術的エビデンス

形成外科領域における長年の研究実績があり、ヒト脂肪幹細胞の特性と臨床応用に関する豊富な学術的知見が蓄積されています。

これらの特性を総合的に評価した結果、脂肪由来幹細胞は化粧品原料・研究用試薬としてのセクレトーム製造に最も適した細胞ソースの一つと位置づけられています。

脂肪由来セクレトームエキス®の詳細はこちら。

お問い合わせ・サンプル請求はこちら →

参考文献

  1. Zuk PA, et al. Multilineage cells from human adipose tissue: implications for cell-based therapies. Tissue Eng. 2001;7(2):211-228.
  2. Yoshimura K, et al. Cell-assisted lipotransfer for cosmetic breast augmentation. Aesthetic Plast Surg. 2008;32(1):48-55.

上部へスクロール