研究用試薬
・脂肪幹細胞増殖用培地
・ヒト脂肪幹細胞培養上清浄化抽出物(凍結乾燥)
TeleStemTM Medium HG-1
ヒト間葉系幹細胞増殖用培地 (Serum-Free/ Xeno-Free)
幹細胞から効率的に成長因子を分泌させることに適した培地
- 血清などの動物由来成分を含みません(Serumフリー, Xenoフリー) 多分化能を維持した状態での継代培養が可能です。
- ロット間の差がありません。
- プレートのコーティングは不要です。
- 別売の増殖用サプリメント: HGS-1(ウイルスフリー、ヒト由来成分含む)を使用することで、更に高い増殖能と分泌能を得ることができます。
ヒト脂肪幹細胞培養上清浄化抽出物(凍結乾燥)
高い生理活性物質含有・低毒性・安定した品質の培養上清
本製品は、ヒト脂肪幹細胞が分泌するセクレトーム(分泌タンパク質・成長因子の総称)を含む培養上清を、独自技術で浄化・濃縮した研究用試薬です。
HGF(肝細胞増殖因子: Hepatocyte Growth Factor)など生理活性物質の含有量が高く、低毒性のヒト脂肪由来幹細胞の培養上清(凍結乾燥)です。幹細胞の分泌液性因子を介した生体機能をin vitro、in vivoで再現できます。
HGFの含有量のことなる、120 TBUと500 TBUの2つの製品を取り扱っています。
エクソソーム研究にご関心のかたは、お問い合わせください。
※本製品は研究用です。研究用以外に使用できません。
TBUはTele Bio Unit の略称です。500 TBU はHGF (肝細胞増殖因子)500,000 pg/Vial 、120 TBU は 120,000 pg/Vialが含まれています。
- 高濃度の生理活性物質(HGFなど)が含まれています。
- 低毒性(アンモニア濃度が低い)かつ低エンドトキシンレベルです。
- 濃縮還元して調整しているため、バイアル毎のばらつきがなく品質が安定しています。
- 滅菌済みです。
- 主要なウイルス検査済みです(検体採取したドナーの血液および製品の2段階で検査)。
研究試薬についてよくあるご質問
培養上清液・成分・安全性・保存に関する代表的なご質問をまとめました。
培養上清液とは何ですか?
培養上清液(cultured supernatant, conditioned medium)とは、幹細胞をはじめとする動物細胞を培養した際に、細胞から分泌された物質が溶け込んだ培養液の上澄み部分を指します。遠心分離や濾過により細胞成分を除去した液体成分であり、細胞本体は含みません。
主な含有成分
成長因子(HGF・VEGF・FGFなど)、サイトカイン、エクソソーム、マイクロRNA、タンパク質、脂質など、細胞が分泌した多様な生理活性物質が含まれています。これらの分泌成分は総称して「セクレトーム」と呼ばれ、細胞間シグナル伝達の研究対象として注目されています。
主な活用領域
化粧品原料(保湿・整肌成分として)、研究用試薬等として利用されています。
セクレトームエキス®には、どんな成長因子・サイトカインが含まれていますか?
セクレトームエキス®には、ヒト脂肪由来幹細胞が分泌する多種多様な成長因子・サイトカインが含まれます。代表的なものとして、HGF(肝細胞増殖因子)、VEGF(血管内皮増殖因子)、KGF(表皮角化細胞増殖因子)、各種TGF-βなどが挙げられます。
当社では、プロテオーム解析によって内容成分の確認をおこない、構成成分の把握に努めています。さらに、これら多数の因子のうちHGFを規格管理マーカーとして定量し(1 TBU = HGF 1 ng)、アンモニアとHGFを毎ロット測定し、ロット間の品質を安定化させています。
製品はウイルス検査、マイコプラズマ否定試験、エンドトキシン試験などをおこなっていますか?
はい、化粧品原料・研究用試薬としての安全性を確保するため、複数の安全性試験を実施しています。
- エンドトキシン試験(LAL試験/リムルステスト):日本薬局方に準拠し、グラム陰性菌由来のリポ多糖(LPS)を検出。規定値以下に管理しています。
- 無菌試験:日本薬局方一般試験法(第十八改正 4.06)に基づき、細菌・真菌(カビ・酵母)の汚染がないことを確認しています。
- マイコプラズマ否定試験:通常の無菌試験では検出できない細胞内寄生性のため、PCR法等による独立した試験を実施しています。
- ウイルス否定試験:HBV・HCV・HIV等の主要なウイルスについて否定試験を行い、ドナー由来の感染リスクを排除しています。
これらをすべてクリアしたロットのみを製品として提供し、各ロットの試験結果は規格書として記録・管理しています(ご要望に応じて開示)。
製品の保存方法・保存期間は?
当社のセクレトームエキス®(化粧品原料)および研究用試薬の保存方法・保存期間は次のとおりです。
保存方法
製品はいずれも冷蔵保存を基本とします。凍結乾燥品(研究用・カスタム)は、密閉容器で湿気を避けて冷蔵で保管してください。開封後は速やかにご使用いただき、室温での長時間放置は避けてください。
保存期間(品質保証期間)
未開封・適切な保存条件下での品質保証期間は製品により異なります。
- セクレトームエキス®(ISOL®):製造後3年
- リポソーム化 セクレトームエキス® Nano:製造後1年
- 凍結乾燥品(研究用・カスタム):製造後約3年
これらは、当社が実施した安定性試験(HGF濃度とアンモニアの経時的推移、活性)に基づき設定しています。
ロット管理
製造日・有効期限を明記し、ロットごとにトレーサビリティを管理しています。お客様にて冷蔵管理をお願いしております。
製品ごとの詳細な保存条件・配送方法・安定性データは、サンプル提供時または契約締結後にご案内します。詳細はお問い合わせください。
研究試薬(凍結乾燥)の常温保管品のOEMは可能でしょうか?
はい、可能です。研究試薬を凍結乾燥(フリーズドライ)品として、常温保管・常温流通が可能なOEM/ODM製品に対応できる場合がございます。
凍結乾燥は水分を除くことで有用成分の安定性を高められるため、常温での取り扱いができる場合もあります。輸送・保管の負担が少なく、流通や海外展開の面でも扱いやすい点が利点です。
充填量・容器・常温での品質保証期間などの規格は仕様によって異なりますので、個別にご提案します。対応メニューの詳細はOEM・ODM 受託製造のページもご覧ください。詳細はお問い合わせください。
研究用試薬の詳細につきましては
下記よりお問い合わせください。
※当社では医療用の製品の取り扱いはありません。