スフェロイド培養

スフェロイド培養とは、3D培養技術の一種であり、細胞自身が凝集して形成する球状の集合体(スフェロイド)として細胞を培養する手法です。

細胞非接着性のプレートを用いたり、ハンギングドロップ法(懸滴培養法)を用いたりして細胞を球状に凝集(スフェロイド化)させます。幹細胞(間葉系幹細胞など)をスフェロイド化して培養すると、細胞間の密な相互作用により、未分化性の維持能力が向上したり、特定の成長因子、サイトカイン、エクソソームの分泌量が有意に増加したりすることが報告されています。この特性は、機能性の高い培養上清液を製造するためのアプローチとしても注目されています。

英語表記Spheroid Culture

参考文献

  1. Bartosh TJ, et al. Aggregation of human mesenchymal stromal cells (MSCs) into 3D spheroids enhances their antiinflammatory properties. Proc Natl Acad Sci U S A. 2010;107(31):13724-13729.
  2. Edmondson R, et al. Three-dimensional cell culture systems and their applications in drug discovery and cell-based biosensors. Assay Drug Dev Technol. 2014;12(4):207-218.

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