GTP(Good Tissue Practice:適正組織管理基準)は、ヒトの細胞や組織に由来する製品(再生医療等製品など)の安全性と品質を確保するために設けられた管理基準です。
ドナー(提供者)の適格性確認(感染症スクリーニング等)から、組織の採取、製造加工、保管、ラベリング、流通に至るまでの全工程において、感染症の伝播防止や品質劣化を防ぐための厳格な手順と記録が求められます。米国FDAなどで規制として運用されており、日本においても「再生医療等製品の製造管理及び品質管理の基準(GCTP: Good Gene, Cellular, and Tissue-based Products Manufacturing Practice)」等として法整備化されています。細胞分泌物(培養上清液)を扱う際にも、原材料となる細胞の安全性担保としてGTPに準ずるドナー管理が重要視されます。
英語表記Good Tissue Practice
参考文献
- FDA. 21 CFR Part 1271 - Human Cells, Tissues, and Cellular and Tissue-Based Products (HCT/Ps). U.S. Food and Drug Administration.