独自の浄化技術とは、細胞培養における二大代謝阻害因子であるアンモニアと乳酸の両方を、定量測定によって明確な規格値以下に管理する品質管理アプローチを指す。
細胞培養においてアンモニア(2 mM以上)と乳酸(20 mM以上)は、それぞれ独立して細胞増殖や分泌物産生を阻害することが報告されている(Schneider et al., 1996; Cruz et al., 2000)。両因子の蓄積は培養液中の有用因子の質と濃度に影響を与える可能性があるため、これらの除去・管理は培養上清液製品の品質確保において重要な意義を持つ。独自の浄化技術は、単に「不純物が少ない」と訴求するのではなく、定量的な測定値(アンモニア濃度、乳酸濃度)として管理基準を明示することで、第三者検証可能な品質基準を提供する。
英語表記Double Clearance Quality Management
参考文献
- Schneider M, Marison IW, von Stockar U. The importance of ammonia in mammalian cell culture. J Biotechnol. 1996;46(3):161-185.
- Cruz HJ, et al. Metabolically optimised BHK cell fed-batch cultures. Enzyme Microb Technol. 2000;27(1-2):43-52.