凍結乾燥(フリーズドライ:Lyophilization)とは、対象となる水溶液(培養上清液やタンパク質溶液など)を低温で完全に凍結させた後、真空状態にして水分を氷から直接水蒸気へと昇華させることで乾燥させる技術です。
通常の加熱乾燥とは異なり、熱によるタンパク質の変性や成長因子(サイトカイン等)の失活を防ぐことができるため、生物学的活性を保持したまま粉末化することが可能です。水分が極度に減少するため雑菌の繁殖や化学的分解が抑制され、常温での長期保存が容易になります。高純度なセクレトームエキス®やバイオ医薬品の品質を担保する上で不可欠な技術です。
英語表記Freeze-Drying (Lyophilization)
参考文献
- Wang W. Lyophilization and development of solid protein pharmaceuticals. Int J Pharm. 2000;203(1-2):1-60.