リポソーム化技術とは、リン脂質等が水中で自発的に形成する多重層または単層の脂質二重膜小胞(リポソーム)を用いて、活性成分を内包・運搬する製剤技術である。
タンパク質や成長因子は分子量が大きく、未加工のままでは皮膚の角質層への浸透性が制限されるという課題がある。リポソーム化により、熱や酸化に弱い成分の安定化が図られるほか、皮膚との親和性向上や段階的な放出制御(徐放性)が示唆されている。近年は、細胞が分泌するエクソソームとの構造的類似性にも着目され、ドラッグデリバリーシステムや化粧品デリバリー技術としての応用研究が進められている。
英語表記Liposome Technology
参考文献
- Akbarzadeh A, et al. Liposome: classification, preparation, and applications. Nanoscale Res Lett. 2013;8(1):102.